Behind the scenes

製作メイキング、舞台裏のご案内です。デザイン、素材への転写、糸鋸でのカット、彫金、コーティングと長い時間をかけて製作しています。

Design

あんまり無理せず、アイデアが降りてくるのをまちます。


いろいろ考えたデザインは詰め込みすぎになることが多いです。

そのため、版デザインをよく描き直します。


結果、シンプル→詰め込み→シンプル→詰め込み→シンプルとくりかえしてしまいます。

Transcription

素材にデザインを転写し、エッチング液に浸して絵柄の凹凸をおおまかにつけます。

(エッチングは銅版画の技法です。塩化第二鉄溶液を用います。)


濃度や温度管理が大切な工程です。


エッチング後の廃液は、化学的に中和させて固形化をおこないます。

Scroll Saw cutting

電動糸ノコギリを使いブローチやペンダントトップのシルエットを切り出します。


糸ノコギリ刃は極細ですので、焦った気持ちで作業してしまうと、すぐに折れてしまいます。


バックミュージックは、ボサノバとかスロージャズですね。


Engraving

槌を使って丸みをつけたりタガネや電動マイクログラインダーで彫り込んで絵柄を整えています。


槌を使った作業は大きな音がしますので昼間しか出来ませんし、作業する本人もうるさいので、射撃で使うようなヘッドフォン型イヤープロテクターを付けてやっています。


マイクログラインダーは超小型のペン型ドリルのようなもので、先端に工具をつけて素材に絵柄を彫り込んだり、研磨をする道具です。


粉塵が飛びますのでガラス越しに作業して防塵マスクもして安全対策をしています。





Spray coating

真鍮は、表面未加工ですと時間の経過と共に酸化が進み黒くなっていきます。

それも真鍮の味わいです。ほとんどの作家さんはそういう考えで真鍮アクセサリーを製作していると思います。

 

私は仕上げにウレタン樹脂スプレー

コーティングを行なっています。

 

スプレーコーティングは、ムラにならないように噴霧距離と時間を気をつけて行いますが、やりなおしすることもあります。

 

でも、これによって真鍮の表面を保護し酸化による変色はしづらくなりますし、純白のお洋服でも安心ですので、工程に加えています。

 

コーティング無しをご希望の方はご相談くださいね。